2025-12-06
【2025/12/6 当法人・藤澤先生が登壇】

日本スポーツ歯科医学会 第36回学術大会に参加しました
12月6日・7日に開催された **日本スポーツ歯科医学会 第36回 総会・学術大会**へ参加してきました。
今回の学会では、多くの演者の方々がそれぞれの専門領域から講演を行い、
スポーツ歯科の幅広さを感じるプログラム構成となっていました。
その中の一つとして、元ボクシング世界王者・長谷川穂積さんによる特別講演も行われ、
ご自身のこれまでのキャリアや試合にまつわる経験など、
アスリートの視点から語られるバイオグラフィーが印象的でした。
藤澤先生が 6日 の教育講演「ブラキシズム」を担当
今回当法人の 藤澤先生が教育講演を担当し、
テーマは 「ブラキシズムと向き合う、付き合う、治療する」。
講演では、
・覚醒時ブラキシズム(AB)と睡眠時ブラキシズム(SB)の違い
・心理的・生理的・薬理的など多因子性の背景
・咀嚼筋の筋活動(EMG)を用いた評価データ
・ブラキシズムが歯・筋・顎関節に与える影響
・行動療法やレストレーショントレーニングなどの治療アプローチ
といった内容が体系的にまとめられており、
“ブラキシズムをどう理解し、どう患者さんと向き合うか” という臨床的視点が非常にわかりやすく解説されました。
スポーツ選手に限らず、一般臨床でも重要となる知見が多く、
参加者の関心も非常に高い講演でした。
本講演をはじめ、多くの演題からスポーツ歯科の可能性と臨床応用の広さを再認識する機会となりました。
得られた知見を今後の診療や教育活動に還元し、さらなる発展に貢献してまいります。


